デトランスα(パースピレックス)の効果! 私史上最強のデオドラントでした

まず初めに、「デトランスα」と「パースピレックス(Perspirex)」は同一製品です。開発製造元はデンマークで、ヨーロッパではベストセラー商品。

日本人のワキガ率が10~15%であるのに対して、欧米人は70~90%(五味クリニック附属ワキガ多汗症研究所より)。ある意味で、デオドラント先進国とも言える欧州各国で人気の製品なので、かなり期待できます。

私も実際に使用しているので、その効果は実感済み。

デトランスα(パースピレックス)とは?

デトランスα(パースピレックス)は、「塩化アルミニウム」を使用した制汗剤です。『オドレミン』も同じく塩化アルミニウムを使用していますが、オドレミンに使われているのが”水”であるのに対して、こちらは”エタノール”を使用しています。

”乳酸アルミニウム”を配合し、塩化アルミニウム液特有の”かゆみ”を和らげる特許技術を取得しているのも、特徴の一つ。

細かいことはともかく、ピタッと汗を抑えてくれます。効果のないデオドラントは、基本的にリピーターは付きません。これだけ長期間にわたって人気ということが、その効果を実証しているとも言えるでしょう。

ネットで検索をかけるとわかりますが、医療クリニックなどでも処方されています。

デトランスα(Perspirex)の製造元

開発製造元はデンマークの「Riemann」。

デトランスαをはじめとするいくつかのブランドを世界各地に持ち、製造・販売を行っているようです。

デトランスα(Perspirex)の成分

↑写真を撮ってみたのですが、暗くてすみません。

主な成分は、

・変性アルコール(エタノール)

・乳酸アルミニウム

・塩化アルミニウム

などなど。後は溶剤やその他成分です。

「塩化アルミニウム」が汗を抑える主な成分で、アルコールで薄めているのが、デトランスα(パースピレックス)の特徴。アルコールはそれ自体に殺菌効果があるので、消臭効果も期待できるでしょう。乳酸アルミニウムはかゆみを和らげるための緩衝剤で、特許技術。

ちなみに、デトランスα(パースピレックス)の塩化アルミニウム濃度は、種類によって違います。私が使用しているのは、脇汗用の濃度約10%のものです。

デトランスα(Perspirex)の効果

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私のように”多汗症”で悩んでいる方や、”汗っかき”の方。”ワキガ”で悩んでいる方にも、効果があることで人気を集めています。

私の場合、このデトランスα(パースピレックス)が今まで試してきたあらゆるデオドラント剤の中で、一番効果がありました。もうあまりにも感動したので、自作にチャレンジしたくらいです。笑

汗を抑える効果

端的に言うと、「汗が出てこないように汗腺にフタをする」のです。汗自体が出てこないので、多汗症だろうがワキガだろうが関係ありません。根元からブロックです。

もちろん、”永久に効果がある”という訳ではなく、代謝や皮膚のターンオーバーで”汗腺のフタ”は自然に排出されていきますので、他のデオドラントと同じく定期的な塗布が必要です。

汗が出るメカニズムについて簡単に説明すると、人間には「エクリン腺」と「アポクリン腺」という、2つの汗腺があります。エクリン腺がいわゆる”普通の汗”が出てくる汗腺で、汗っかきの人や多汗症の人の悩みの種となる汗も、エクリン腺から分泌されます。

一方「アポクリン腺」という汗腺は人間皆が持っているのですが、汗腺が”多い人”はワキガ体質であることが多く、汗腺からは乳発色の汗が分泌されます。ちなみに、アポクリン腺からの分泌物は本来、フェロモンとしての機能を果たします。

汗を抑えるメカニズム

『オドレミン』の記事でも説明しましたが、塩化アルミニウムが汗を抑えるメカニズムを、ざっと説明します。

まず、主役である塩化アルミニウム(AlCl)が、汗、つまり(H2O)と反応して、水酸化アルミニウム(Al(OH)3)と塩化水素(HCl)が生成されます。あと、水素など。

この水酸化アルミニウムが、汗腺を塞ぎ汗を抑えるということです。ただ、明確なメカニズムは未だ解明されていないらしいので、「何か知らないけど、効く」という状態が長いこと続いているとも言えます。

水酸化アルミニウムを生成する過程で、必然的に副産物である塩化水素、つまり塩酸も作られます。これが、”かゆみ”や”かぶれ”の原因だと考えられています。現に、デトランスα(パースピレックス)の成分の一つである乳酸アルミニウムも、この塩酸を和らげるためのモノ。

ワキガ体質の方が日本より圧倒的に多い、欧州で人気の商品ですから、消臭効果もバッチリです。

”かゆみ”や”かぶれ”などの副作用

塩化アルミニウム液を使用する以上、避けて通れない問題。デトランスα(パースピレックス)の特許技術によって、”かゆみ””かぶれ”は抑えられていると言っても、やはり”かゆみ”はあります。

私の感想としては、「オドレミンよりはかゆくない」程度です。ただ、制汗効果はバツグンなので、”効果””かゆみ”のどちらを取るかが問題となってきます。

医療クリニックサイトを見る限りでは、妊娠中の方にもおすすめしているようですが、やっぱり”かぶれ”は女性にとって深刻な問題。最近話題の「あの商品」とか、「あの商品」なんかは、「塩化アルミニウムを使用していない制汗剤」、要するに”肌に優しい制汗剤”として人気を集めているようです。

では、あれらの人気商品は何を使用しているのかというと「クロルヒドロキシアルミニウム」という成分。これは、普通のスーパーで売っている制汗剤に使用されている成分で、先ほどの「水酸化アルミニウム」と「塩酸」を合わせて作ります。汗を抑える効果が薄い分、かゆみなどの症状がほとんどないということなんですね。

日本では一般的な成分「クロルヒドロキシアルミニウム」ですが、欧州などではワキガ体質の人が多いため、「塩化アルミニウム」を使用した商品の方が、支持を集めているようです。皮膚科で処方されるのも、塩化アルミニウム。ネットで購入される際は、是非成分を確かめてみてください。

デトランスα(Perspirex)の使い方

汗を抑えたい(塗りたい)箇所を清潔にします。入浴後の使用がおすすめ。

塗りたい箇所の、汗を含む一切の水分を拭きとります。

デトランスα(パースピレックス)を塗ります。ロールオンタイプなら、肌に直接コロコロと塗りましょう。主な成分がアルコールなので、菌の繁殖の心配はありません。

塗った箇所がしっかり乾いてから、服を着ます。エタノールで揮発性が高いので、比較的短時間で乾きます。

ベタ付きなどが気になる方は、翌朝、前日塗った箇所をウェットティッシュなどで拭き取ってください。汗腺にしっかりとフタした状態なので、洗っても効果は落ちません。

デトランスα(パースピレックス)は『オドレミン』などの水を使用したモノとは違い、アルコール(エタノール)を使用しているので、速乾性に優れます。

効果にムラが出にくく、評価が一定して高い理由の一つとなっているのだと思います。

入浴後の使用をおすすめするのは、”乾かす時間”の他に、”汗をかきにくい”というのも理由の一つです。夜はリラックス状態、すなわち副交感神経が優位な状態なので、多汗症の悩みである自律神経による汗も出にくいのです。

デトランスα(Perspirex)の頻度

公式だと3~5日とされています。医療クリニックサイトを見ると、角栓が大体2~7日間周期で排出されるそうなので、週に2~3回の使用が適切とのこと。効果が切れる間隔を記録して、切れる前日に塗布するのが理想ですね。

初めて使用される方は、1週間程度、毎日塗るのが良いようです。

私の感覚だと、冬場は1週間くらい効果が持続します。と言いつつ、週に2回程度ランニングをするので、週に2回は使用します。笑

路面凍結で走れなかった冬場に確認したときは、週に一度で大丈夫でした。

ちなみに、何も塗らないと真冬でもトレーナーやカーディガンがベチョベチョになるくらい、脇汗が出ます。これが多汗症の辛いところで、むしろ夏の方が気持ち的には楽なんです。いや・・夏はシャワーを浴びたようになりますね。笑

デトランスα(Perspirex)に関する疑問

塗った後、お風呂に入っても大丈夫?

大丈夫です。ただし、必ず”乾いた後”にしてください。できれば、前日の夜に塗布して、翌朝に洗うくらいが安心。手に塗った場合、乾いてしまえば洗っても構いません。

効果が出ない場合は?

例えば、手や足の汗で効き目がない場合、手足用のローションタイプを使用してみてください。それでも効果が無い場合は、「塩化アルミニウム液」自体が、体に合っていないと考えた方が良いかもしれません。おそらく、他の塗るタイプのデオドラントでも同じでしょう。

その場合、ボトックス注射や手術など、体に直接処置を施す治療も検討してみてください。医療機関に相談してください。

デトランスα(Perspirex)の購入方法

今現在、パースピレックスを手に入れるには「個人輸入代行サイト」の利用か「医療クリニック」、あるいは直接「海外から個人輸入」する方法が一般的。通販サイトでも購入できる場合があります。

本当は個人輸入代行サイトの利用方法も紹介したいのですが、諸事情(レ○ットス○リプト関係)により、楽天サイトのみ紹介します。下のリンクをクリックすると検索ページにジャンプします。

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デトランスαはこちら→【デトランスα】

以上です。
ありがとうございました。

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